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太鼓(上)とバチ(下)
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●その他の楽器
サハリンでは、
写真のような太鼓(たいこ)を用いていたことが知られています。
直径は40〜50cmくらいで、
楕円(だえん)形の木の枠(わく)の片面に革を張ってあります。
裏側に持ち手があり、
細長いへら状の木に毛皮などを巻いたパチで、
革や枠を叩いて鳴らします。
楽器というよりも、
儀式の道具として使われていました。
このほか昔の文献には、
笛のような楽器として、
ヨブスマソウの茎を利用したものや、
木の皮をねじり巻いて管としたものなどがあることが知られています。
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松浦武四郎 『蝦夷漫画(えぞまんが)』
に描かれたさまざまな楽器のようす